奈良に来て1年が経ったので反省する

奈良の大学院に進学してから早一年が経った。ここで一度1年間を振り返ってみたい。

春(4月〜7月)

晴れて大学院生になる。とにかく周りのレベルの高さに衝撃を受けた。実は採点ミスがあったのではと思うほど不安になり、入試の成績開示を申請したら見事に合格最低点だった(逆に吹っ切れた)。

オンライン英会話で英語の勉強を始めた。レッスン数無制限が売りのサービスだったが、一部講師の癖が凄く(目を吊り上げるジェスチャーをされた時は流石にビックリした)、speakingに不慣れな点も相まって少し苦労した。

夏(8月〜9月)

新宿にある企業で1ヶ月程インターンに参加。契約したマンションが新宿2丁目にあることが発覚し、疾しいことはしていないものの景観的にハードな日常だった。

自分の人間力の低さ(コミュ力不足)とスキル不足(コーディングとか色々)に心が荒んだが、新宿御苑で物思いに耽ったらリセットできた。同僚に勧められマッチングアプリを使い始めるも3時間で挫折。

秋(10月〜12月)

ジムに通い始めた。インキーをしてしまい警備員に助けてもらったら、死後の世界についてお説教を受けた。おまけにスマホも失くした。

IELTSの勉強を始めたりオンライン英会話のサービスを変えたりした。講師に「君の場合はスキル以前にメンタルに問題があるね」とご指摘を受ける。初めて受けたIELTSの試験で自分の名前が聴き取れず、焦った。

冬(1月〜3月)

研究と論文執筆を進めていく内にライフスタイルが崩壊。進路にも迷ったり、諸々の事情も重なって完全にテンパっていた。途中から気力だけで動けてはいたものの、最後は精根尽き果てた。

お世話になった先輩方が卒業したり移動したりして、寂しい気持ちになった。お下がりで貰ったジャケットを着て出かけた初日に車にはねられる。

総括

ネガティブ(ネタ)なことばかり書いたが、他は良い事尽くめで、様々な方の助力に支えられ定めていた目標も粗方達成することができた。ただ、こうしておけば良かったと思うことも多々あるので、3つの面でまとめておく。

研究面

入学前から配属直後までの準備不足(ミス)が痛かった。和文でもいいから論文を読み漁って、一番興味のあるテーマが何で、どういうタスクと繋がりがあるか程度のことは知っておいた方が良かったと思う。

現状の知識や実力不足、ミスの多さが目立つのは仕方がないが、時間を掛けて辛抱強く続けていくしかない。

勉強面

授業は基本的に自分が面白そうと思ったものを受けるスタンスで受けたが、今思えば履修した授業の分野が偏りすぎた気がする。もう少し幅広い分野で授業を受けても良かった。

英語ではネイティブな発音が全然聴き取れず、話し書きの方も意味は伝わるけど表現としては微妙な文を発しがちだった。少し欲を言えば、英語以外にもう1言語学びたかったところ。

生活面

もう少し本を読みたかった。この1年を通して読みたい本は沢山見つかったので、研究や勉強以外の時間の作り方を身に付けていく必要がある。

奈良に来て1年が経ったので反省する睡眠時間がバラバラだった。去年読んだ本曰く、6時間睡眠を10日間続けると徹夜、19時間以上起きると飲酒と同レベルの集中力に無自覚に陥るらしい。やり残しを気にしてズルズルと活動時間を引っ張るのは止めにしよう。